【感想】M1グランプリ2016【銀シャリおめでとう!】
どうも、サイクロです。
12月5日にM1グランプリ2016の決勝が放送されましたね。昔のM1(2001~2010)はクリスマス辺りに行われることが多かったですが、去年から早くなったんですね。もうあるんだとビックリしながら慌てて録画をしながら見ました。
私はお笑い、漫才が好きで幼少の頃から好きで見ていました。特にM1が始まった時は、賞金1000万のガチな大会が始まったとワクワクしたのを覚えています。
今年は良い雰囲気!?
今回は初めから審査員達が厳か過ぎる雰囲気を出すことも無く、ちょうど良い緊張感に包まれていたのではないでしょうか?
それによって番組全体の雰囲気が笑いやすい、盛り上がりやすい大会となった気がします。
昔のM1では盛り上がるまで時間がかかりましたが。
いや、勿論お笑い、特に大会ではいつも以上の緊張感がないとつまらなくなってしまいます。緊張感という意味ではやはりキングオブコントやTHE MANZAIより良い大会だと思います。
今回は、審査員が今までの人数(7人でしたっけ?)から減って5人の審査員でした。それによって、審査員一人ひとりの評点の影響力が少し大きくなる。
ネットでは上沼恵美子の点数が極端だとか逆を行っているとか書かれていました。
確かにカミナリだけが低い評価(下図参照)となりましたが、上沼が90点くらいと評価しても決勝に残る点数には届かなく、カミナリの芸風も賛否分かれる内容だったとは思います。また、その後の評点は無難な点を付けていたのではないかと。
それよりも、上沼がアキナのコメントで「初めて漫才を拝見したが大好き!」と発言した事で会場の雰囲気が柔らかく盛り上がったのではないかと感じた。
審査員それぞれの点数のまとめ
審査員達がつけた点数をまとめました。(ついでに私も見ながら採点してみました笑)
審査員それぞれの高得点TOP2に赤文字、ワーストに青文字
上沼恵美子は最高点と最低点の差が14点で最も高低差がありました。
大吉先生と中川家礼二は高低差がそれぞれ6点、7点と慎重な配点でした。自分の採点で微妙な判定にならないように気を使っていたのではないかと思います。
採点は難しいとは思いますが、
上の採点表を見て分かるように決勝進出した3組にそれぞれ各審査員の赤字の最高点を付けてます。
決勝進出はこの3組で妥当だった。
最終決戦は三つ巴のハイレベルな争いでした。松っちゃんが2-2-1票に割れるのではという予測は正確だと思いました。
それくらい誰が優勝してもおかしくなかったかと。
ここからは好みになってくるかと思います。
オール巨人、博多大吉、上沼恵美子はオーソドックスな銀シャリを選び、中川家礼二はファーストで最高点をつけたスーパーマラドーナ、松本人志が和牛となりました。
どの組も1本目のほうが面白かったと思うが、2本目もクオリティを保ったのは和牛だった様な気がします。
ただ、銀シャリの優勝でも違和感はなかったと感じました。
感想
ちなみに私の採点表(1視聴者としての)
初っ端、アキナとカミナリどちらが良かったか悩みました。
カミナリは爆発力が凄かったですが、オール巨人が言ってたようにテンポ、間が少し早かったように感じました。私はもっとゆっくりとやってこそあのツッコミが活きるのではないかと感じました。
相席スタートは高得点をつけませんでしたが、ならではの味が出ていて良かった。
逆にハライチは残念に感じました。いつものノリツッコミじゃなかったし、勇者勇者澤部の辺りまでは面白かったので期待したのですが、そこから同じで進まなかった展開がもどかしかった。
私は元々、銀シャリとスーパーマラドーナが好きでした。(今回の出場者では)
勿論この2組もすごく面白かったですが、観た後の感想としては和牛とさらば青春の光のファンになりました。
和牛の漫才は揚げ足をとって細かく突いていくというイメージでしたが、キャラ作りとツッコミの方の表情がすごく面白かった。
正直、敗者復活戦で決まった時は少し微妙と思ってしまった。和牛さんすみません。
さらば青春の光もあまり良いイメージはなかったのですが、能にはやられました。
今回は全体を通してとても笑わせてもらいました。
以上、失礼しました。