麻雀で内定リーチ! おすすめの麻雀マンガを5つ紹介する!
どうも、サイクロです。
先日、ヤフーニュースでこんな面白い記事が出ていましたね。
私は大学時代麻雀ばっかりしていたので(強くはない)、当時このような就職試験があれば普通にネタとして受けに行ったかも。
というか、麻雀しながらこういう就職試験があったらなー、などと話してた記憶があります。
私が学生の頃、大学生になると麻雀を覚えるのが普通という雰囲気がまだ多少ありました。(私より上の世代ではなおさら大学生は麻雀が当たり前でした)
大学に入ると、すぐに友達と麻雀牌を買って、雀荘で働いて、手積みに飽きて、皆で金出しあって自動卓(安物)買って、すぐ壊れて(泣)。
そんな感じで4年間はほとんど麻雀三昧。近代麻雀、オリジナル、GOLDは毎号見てました。
そんな私が麻雀マンガを5つ紹介します!
1. 天 天和通りの快男児
全18巻 福本伸行
1989年〜2002年まで近代麻雀GOLDにて連載
まずは天。
これを挙げない人はいないでしょ。
麻雀初めたての方はこれを見て痺れてください。
初めの1~3巻くらいまでは、福本先生の独特の人情物語。
それはそれですごく面白いんですが、序盤は苦手な方もいるかも。
特にこの漫画は名言だらけ!
特にこれ。4枚切れの四萬四暗刻地獄待ち。
オレの暗刻はそこにある…
説明無粋、実際に読んでください!
ストーリーはいたって簡単。
麻雀利権を賭けたヤクザの代理戦争!
東西の麻雀最強決定戦。
福本先生の作品の面白い所は、
「満貫縛り」や「クリア麻雀」、そして「二人麻雀」など特殊なルールを付けた心理戦
もう一人の主人公ひろゆき(井川ひろゆき)がもがきながら成長していくんですよね。読者はみんなひろゆき目線だから、ひろゆき活躍すると嬉しくなる
そして、赤木しげる
この作品はアカギがいないと成り立たない。
東西決戦中は圧倒的なカリスマ性と華麗な麻雀で誰もがアカギが一番だと分かる。
ラスト2巻は麻雀は行わずに死生観を問う。
アルツハイマーとなったアカギがまだ自分が自分である内に安楽死をする通夜前日を描く。
安楽死を待つアカギとそれを引き留める東西麻雀決戦のメンバー
彼らの主張に福本先生の死に対する考えと愛情が表現される。
麻雀雑誌掲載なのに麻雀をいっさいやらないという異例のストーリーだが必見です!
最後は何か少し泣ける。
生き方を問う漫画
是非読んで感想聞かせてください
2. 天牌
週刊漫画ゴラクにて1999年より連載中
現在85巻(2016年8月時点)
ちょうど私が麻雀を始めた頃に始まった作品。
あらすじ
主人公の沖本瞬は本物の麻雀打ちになるために大学を辞め、新宿の雀荘を渡り歩くうちに麻雀職人と呼ばれる黒沢義明やその弟子たちと出会い、数々の強敵たちと戦い成長していく。
天牌 - Wikipedia
もう85巻まで出てるんだ(驚愕)
それだけストーリー性が高いという事でしょう。
麻雀好きの大学生なら、一回は沖本に憧れるだろう。それくらい真っ直ぐで麻雀に愛されていて、麻雀を愛している。
麻雀を続ける、強くなる、極めるという事は一昔前の常識ではヤクザ絡みになっていくという事。
そんな世界をリアルに哀しく描いた作品。
3. ノーマーク爆牌党
片山まさゆき著。1989年〜1997年まで近代麻雀オリジナルで連載。全9巻
あらすじ
同じ大学に通い、雀荘「どら道楽」でよく麻雀を打つ大学生の鉄壁保、当大介、九蓮宝燈美。ある時、彼らの前に突然爆岡弾十郎(通称:爆弾)なる男が現れた。鉄壁や大介は爆岡と勝負するが負ける。その後、爆岡は万利休と言う老人の推薦を受けて麻雀界の三大タイトルの1つ達人戦の予選に参加する。爆牌と自ら名づけた相手の手牌を読み切り余り牌を狙うという天才的な打牌を武器に決勝まで進んだ爆岡は、タイトルホルダー・稲瀬功一を降して達人位を獲得する。更に満強位・茶柱、雀竜王・鬼押出も倒して麻雀界のタイトルを独占する。…
相手の手牌を読み切り余り牌を狙うという爆牌で麻雀タイトル10連覇に臨む爆岡弾十郎に鉄壁保が挑む。
大好きな片山先生の作品。
基本的にはギャグ要素が強い作品が多い、ぎゅわんぶらぁ自己中心派やスーパーづかんなども最高に面白い。
しかし、どれがベストか
と問われると多くの人がこれを挙げるのでは?私もこれです。
最高のキャラクター達
良いですね〜、鉄壁保。
今作の主人公。熱いんですよ。麻雀に対する姿勢、研究、意欲。
持ち前の鉄壁さ、色の支配、本爆牌とランダム爆牌の見抜き。
色の支配は麻雀の運の流れみたいなのを表している気がしてたまに実践で使ったりした思い出が。
もう一人の主人公。爆岡弾十郎。
麻雀の天才、爆牌の使い手。
始めは天真爛漫キャラで登場したが、麻雀界のトップに君臨後は落ち着きと迫力が出た。
「麻雀に流れなんてないよ」
多分、片山先生は流れを信じているが流れを天才に否定させて、自分の麻雀の流れの理論(鉄壁)でそれを倒すストーリーに。
終盤、少し嫌な感じの性格になったが序盤の爆岡は可愛い。
八崎と茶柱。どちらも準主人公。
それぞれに熱い麻雀感がある。
八崎がかっこ良くて好きだが、このシーンは茶柱が態勢を見誤った八崎から復活の直撃。
牌譜が面白くて見せ場が多い。
最後の爆牌のシーン。
爆岡が負ける場面は何かやるせなく、切ない気持ちになる。
片山先生は名作揃いなので、いつか片山ベスト5とかやろうかと思います。(5つには絞れそうにないな)
その中でもノーマーク爆牌党!
ベストだと思います。
4. 凌ぎの哲
あらすじ
昭和20年代前半。焦土と化した東京は敗戦のショックに引きずられながらも、後に訪れる高度経済成長に向かって助走し始めていた。そんな中でアウトローで生きる男たちも自らの才覚を活かしていた。そんな中、博打で凌ごうとする者、金の力でさらなる金を生もうとする者、玄人(ばいにん)と呼ばれるイカサマを駆使して金を巻き上げる世界、それはまさに生き馬の目を抜く無法地帯だった。
まさか阿佐田哲也先生を知らない人はいないでしょう?
麻雀放浪記ですよ。
麻雀放浪記を原作とした漫画は数多くあります。
その中でも一番有名なのはやはり週刊マガジンだ連載されていた
「坊や哲 –雀聖と呼ばれた男–」でしょう。
好きですよ。坊や哲。マガジン全盛期の頃の看板作品の一つ、毎週見てましたよ。
いやでもね、麻雀放浪記物でしたらね。ベストはこれでしょう!
「凌ぎの哲」
ストーリーは違えど、主要登場人物は同じ。(哲、ドサ健、ダンチ等)この作品は何が良いか。
絵柄が凄く良い。荒々しく、恐ろしく、勢いがある。戦後昭和の雰囲気を良く描写してる。
そして、何より坊や哲が強すぎる事がない!
これがリアルで先の展開が読めない。
一つ難点は、7巻までしか単行本になってないらしい。(何故だろう?誰か教えて?)
8-9巻くらいまでは連載してたらしいんだけど残念。
朝だ徹夜だ、良いネーミング。
5. 雀鬼とShoichi
あらすじ
幼少期に誰よりも麻雀を嫌ったはずの桜井章一が麻雀に触れ、麻雀を覚え、麻雀を愛していく。覚えてわずか半年で裏世界の麻雀の舞台に立ち、それ以降20年間無敗となる。この作品では20年の間にある代打ちの闘牌や日常などが描かれている。
桜井章一、麻雀が少し強くなってきたら確実に辿り着く名前。裏世界麻雀20年間無敗の伝説の男。
その20年間を振り返った作品。
すみませんが、敢えて2作品。絵柄が違うけど基本的なコンセプトは同じということで。
20年間無敗が本当かどうか分からないが、麻雀をこの人以上極めている人はいないだろう。
この2作品は麻雀好きなら絶対読むべき。
ちなみに雀鬼映画
清水健太郎主演。
好きなシリーズだったが清水の麻薬がやはり残念。
清水逮捕後は激太り。もはや別人。
迫力は増したけど、ちょっとね。
雀鬼シリーズは全部で20作品以上あるが、その中でも
「真雀鬼3 東西麻雀決戦」
の2つが最高。
宍戸錠と東国原が良い味出してました。
以上、おすすめの麻雀漫画5つでした。どれも王道の有名作品だから、もし見てない作品があれば読んでみてください。
「心温かきは万能なり」
失礼します。