ガンバ!Fly highの紹介をします リオ五輪男子体操団体金メダルおめでとう!
内村選手、白井選手、加藤選手、山室先週、田中選手 男子体操団体金メダルおめでとうございます!
というわけでもう先週の話にはなりますが、男子体操と聞くとやはりガンバ FLY HIGHを思い出します。
団体の金メダルは12年ぶりということで、えっ?アテネの時団体金取りましたっけ?
そういえばその時もガンバ思い出しましたね。
さてガンバ!Fly highですが、週刊少年サンデーで1994年から2000年まで約6年間連載していました。〈私の中高時代に丸々やってたんですね〉
当時中3くらいから単行本を集めてた記憶があります。
作画は菊田洋之さんで人物の動きを分かりやすく描いています。読みやすい絵柄で人物の違い特徴も非常に分かりやすいです。
少し前まではタレントとしてよくテレビに出ていましたので、昭和生まれの人には馴染みが深い体操選手ではないでしょうか。
あらすじ
平成学園中等部に入学した主人公藤巻駿は体操部の門を叩く。そこで体操部先輩の新堂、東、真田、内田と出会う。平成学園男子体操部は強くなかったが、縁あってモントリオール五輪金メダリストのセルゲイ・アンドレアノフの指導を受けるようになり、そこから急成長を遂げていく。
その後、ミスのない完璧な体操を目指す李軍団との対決を主に高校、大学と日本でも注目を浴びる存在となっていく。
平成学園メンバーのそれぞれの成長、挫折、葛藤を描きつつオリンピックの金メダルを目指していく話です。
こんな感じですかね?
全34巻と割と長編ですが、あまりダレることない良作だと思います。スラムダンクも全31巻で完璧な内容ですので30巻前後が一つの作品として勢いを保つ丁度いい長さなのかな?とおもったりします。
物語の中で初めての李軍団と勝負する辺りまでが特に好きです。
入部したての初めての大会にど素人のまま参加する所は爆笑必死です。
キャラクター
主人公以外のキャラクターの個性が強く、特に新堂キャプテンと東、内田、真田の3バカトリオが最高です。
新堂はキャプテンとしての平行棒チャレンジが見所があり、東は体操引退試合、内田と真田は先輩としてプライドを持って一から体操に挑むなどそれぞれの見せ場があります。
特に内田は準主人公として重要な役割を担いますが、私が特に好きなシーンは、
李軍団に藤巻の夢をバカにされた内田が選手生命を賭けて未知の領域である跳馬の3回宙返り〈だったと思う〉に挑む場面です。
普段はアホなキャラクターが覚悟を決めるシーンは泣けますよね。
割と序盤の大会でしたが、ガンバフライハイと聞くと真っ先にそのシーンを思い出します。
皆さんも読んだら感想聞かせてください。
ストーリー : A
キャラクター : A
絵のうまさ : A
体操好きになる度 : S
オススメ度 : A
ガンバ フライハイと内村航平選手
内村航平選手もガンバフライハイを愛読していて、憧れの選手は藤巻駿と言ったこともあるみたいですね。
森末さんは「楽しい体操」をテーマに漫画を通して体操界を盛り上げようと試みました。
その結果、体操選手にも多大な影響を与えて有望な若手選手を輩出してきました。
近年の日本体操復活の陰の立役者は菊田さんと森末さんなのかもしれないですね。
2020東京五輪に向けてまずは体操漫画の金字塔のガンバ!Fly Highを読んで応援しましょう!
失礼します。