偏見!漫画ブログ

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【感想】BLUE GIANTブルージャイアントを読みました!【おすすめ漫画】

 先日BLUE GIANTをレンタルコミックして読んでみました

 

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きっかけは大学時代の友達に最近面白い漫画ないな〜って言ったら、「泣けるよ!ブルージャイアント!」って薦めてきた。

漫画や小説の好みがすごく合う友達だったので疑ってはなかったが、どんなジャンルかも聞いてなかったしタイトルからは何も想像できなかった。

 

そして時間が少し空いて漫画喫茶に寄った時にふと思い出した。確かブルージャイアントだったよな〜っと漫画喫茶のPCで検索  ⇨  該当なし

店員に聞いても置いてないですとの事。

マジですか?

ん?マイナーな漫画?

いやいや、今思うと品揃えが悪い店なのだ。田舎だから仕方ない

 

それから半年経ち、レンタルコミック店に家族で立ち寄るとあるではないか!お勧めコーナーに!しかも借りられてる‥

 

2週間後、ようやく借りれました。

家族が寝静まった後に1-8巻一気読みしました。〈※ここからネタバレ含みます〉

 

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一気読みしたというかさせられたというか、先を読まずには寝られない興奮感!

毎巻泣いていましたね

演奏時の圧倒的な迫力、描写が読者を掴んで離しません

JAZZは聞いた事もないし聞こうとも思ってなかったけど、無性に聞いてみたくなります  

そして何よりサックス吹いてみたい!もしくは何かにのめり込みたい!

そしてなぜ俺は何か一つでも他人より熱中してのめり込むものがなかったのかと自分を責める気持ちさえ出てきます

 

 あらすじ

舞台は仙台。ダンクに憧れるバスケ部の宮本大は中3の時親友の周平にJAZZのライブに連れて行かれる。そこでJAZZの魅力に取り憑かれた大は

「世界一のジャズプレイヤーになる」

と誓いをたて兄貴からもらったテナーサックスで高校3年間川原で毎日練習に励む。

高校バスケを引退し、同級生は皆就職や受験勉強へと向かう中、大は同級生や家族に世界一のジャズプレイヤーになると公言していく。

初めは皆馬鹿にしたり不思議がったりするが、大の圧倒的なサックスプレイを目の当たりにするとそれぞれが応援や感銘などそれぞれの思いを巡らしていく。

卒業後、東京へと出てきた大は様々な出会いを経てジャズ界に新たな風を吹き込み始める。といった感じでしょうか?

 

 

名シーン

特に印象に残ったシーンは文化祭で音楽の先生とセッションする場面。

雪祈に初めてサックスを聴かせる場面。

後は玉田が大学のサークルに嫌気がさしドラムを始め成長していく場面。

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その他にも泣けるシーンの連続です。

あぁ、あと確か一巻で大が高校卒業してJAZZをやりたいんだとの相談に親父は一言、「とことん、思いっきりやれよ」

 

 

もうこれだけで泣けます!〈流石に泣きすぎ?〉

こんな親父に俺はなりたい

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宮本大は一巻からブレることなく周りの目を気にせずJAZZに取り組んでいます。これくらい突き抜けていないと達成出来ない事があるんだなと思います。

 

巻末の登場人物が後に振り返ったインタビュー形式の談話や女性人物の描き方なんかは浦沢直樹さんの描き方に似てるかなとふと思いました。皆さんはどうでしょうか?

 

 

とにかく泣ける!

 

私が漫画を読み始めて30年近くになります。週間で読むのと単行本でまとめて読むのでは集中度が違うとは思いますが、こんなに毎巻泣けるのはあまり記憶にないです。

 

漫画の名作をある程度網羅してくると段々読む作品がなくなってきて寂しくなってきますが、たま〜にこういった新しい最高な作品に出会うとすごくテンションがあがります。

 

この漫画は是非若い10代の方に読んでもらいたい作品です〈ジャンプで連載すればいいのに〉

絶対に何かを感じてくれる作品です。

 

ストーリー  :  A

キャラクター :  A

絵のうまさ : A

泣ける度  :  S

オススメ度  :  S

 

調べてみると、2016年のマンガ大賞3位なんですね。マンガ大賞チェックしてませんでしたが、これの上が居るのが逆に驚きました。

別の友達がそういえば同作者の岳にハマっていると言っていたので、次は岳を読破したいです。

 

話は戻しますが、最近涙腺が弱くなってます。

結婚して子供が産まれれば、今まで見る気もしなかったハートフルな家族の映画やドキュメンタリーでポロポロ泣いてしまいます。〈いや、多分泣きたくて見ているんだな〉

 

青春時代の恋愛ものには全く興味ありませんが、青春時代の努力や苦労ものを見るともう戻れないんだなとしみじみ思います泣

 

ただ私も嘆いてばかりではいられないので

「遅すぎる事なんて本当は一つもありはしないのだ  

何するにせよ 思った時がきっとふさわしい時」

と歌って今の仕事を今以上取り組むようにしています。

 

失礼します。