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【感想】原口!山口蛍!ロシアワールドカップ最終予選第3戦 ホーム対イラク戦【戦評】

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 劇的勝利!!

 

ロシアワールドカップに向けてのアジア最終予選

サッカー日本代表はホームにイラクを迎えての第3戦。

引き分けで終わるかと思われたロスタイムに山口の決勝ゴール!

で2-1でイラクに勝利!

 

今回ホームで引き分けで終わると、W杯に黄色信号となる試合、山口螢の値千金のミドルシュート

 

さあ、試合を振り返って

日本のスターティングメンバーは西川、酒井ゴウトク、酒井宏樹、吉田、森重、長谷部、柏木、本田、清武、原口、岡崎。

 

今回は柏木が戻ってきました。

最近はボランチとして良い散らしをする選手だと思いますが、この選手を見るとどうしてもウ◯コモノガタリを思い出してニヤけてしまいます。

 

そして今回は不調?の香川が外れて原口が入ります。

今回の原口の活躍で香川は代表でも苦しい立場となりそうです。

 

 

会場は埼玉スタジアムという事で、素晴らしい雰囲気。西川、柏木、原口は活躍したいところ。

 

審判は、確か韓国人?の審判団。少しホーム日本寄りの笛を吹いていたように思います。

イラクのファウルをよく取ってくれましたし、イラクの時間稼ぎに対して長いロスタイムを取ってくれました。イラクからするとイライラする審判だったかも。

日本からするとやりやすい審判でした。

 

得点シーンは、

前半26分、試合が動きました。日本が中盤でボールを奪ってカウンター。

清武がフェイントで相手をかわし、ドリブルで中央を駆け上がり右サイドの本田へスルーパス。本田がためて回り込んできた清武を走らせて酒清武がGKの前へグラウンダー。

(ただ本田から清武のパスはオフサイドだったと思う。アウェーなら確実にオフサイドとられてた)

 

最後は走り込んだ原口がGKの前で飛び込み後ろ足ヒールキックでお洒落ゴール!

 

清武のプレーが見事でした。

ゼンターサークル付近でボールを奪った後、相手をかわしてドリブルで駆け上がった。

この時点で本田がフリーとなり、得点が入る形となりました。

 

イラクは後半15分、左サイドのFKからサードのヘディングは西川が届かないサイドネットに吸い込まれた。

(中東らしい遠いフリーキックから見事なヘディングでありました。)

 

最後にロスタイム、

パワープレイで前線に上がっていた吉田麻也が粘って、コーナー付近でファウルを得る。

その清武のフリーキックはDFに弾かれるもそれをダイレクトで山口螢ミドルシュート

蒸かさずに見事に抑えたゴール!

 

劇的勝ち越しで2-1で勝利となりました。

 

 

各選手評価

 

西川  5.5

失点シーンは西川が防ぐのは難しいかと。

前半終了間際のシュートを落ち着いて止めた。

得意のフィードを相手FWに邪魔されてやりにくそうだった。

 

酒井高徳  4.5

失点シーンでサードに競り負けた。

前半も同様に競り負けてあわや失点のシーンがあった。

競り合いが下手?

 

酒井宏樹  5.5

そんなに悪くなかったと思う。

 

吉田麻也6.5

競り合い勝っていた。

パワープレー効いていた。

 

森重  5.5

悪くなかったと思う。

 

柏木  6.0

前半は良かった。

 

長谷部6.0

よく覚えていない。

 

ホンディ  5.0

惜しいシーンは何回かあったが、それ以上にロストが多く、決定的な場面もGK正面。入れていればかなり楽な展開だったはず。

(私は本田が好きですが、今回は良くなかった)

 

原口7.0.

積極的なプレーで90分に渡り相手を困らせた。先制点はシュートも長い走り込みも見事!

試合後のインタビューからも気持ちがよく伝わってきた。

心身ともに充実している。

MOM

 

清武  6.5

スペインに渡って、プレースタイルがよりゴールへと繋がるように積極的になっている。

 

岡崎6.0

ファールの受け、飛び出しと起点になっていたが、得点が欲しい。

 

山口螢

見事なゴール。

ドイツから出戻り、サッカーファンは落胆したが、今回のゴールで皆許した!

本人もゴール後、涙ぐみ、見ていて私も泣きそうになった。

代表では良い働きを見せている。

バースデーゴールおめでとう!


浅野 

惜しかった。

小林

見せ場あまりなし。

 

 

以上、適当な感想戦評でしたが、皆さんの意見はどうですか?サッカー詳しい方や違う意見の方、コメントお願いします。

 

いやー、勝てて良かった!

 

 最終予選初戦のUAE戦でbet365の5ドルボーナスを20ドルにしたので、久しぶりにまた賭けようかなと思って、ログインしたら、1ヶ月賭けてなかったのでボーナスが流れてしまってました泣

 

失礼します。

 

 

 

人生を360度変えた買い物

それどこ大賞「買い物」
それどこ大賞「買い物」バナー

今月のテーマは買い物。

 

自分の人生を振り返ってみた。贅沢志向ではないから車も実用的だし、家も普通の家を普通にローンを払っている。

1万円以上の買い物は何か緊張するし殆ど手を出さない。安物買いの銭失いタイプだ。

なわけで、学生時代から中古屋さんが好きだ。先週はなかったのに今週はこんな掘り出し物がある。売った人買う人の偶然の出会いがある。そんなのが好きだ。

 

時は中学3年。90年代中盤。

私はブログの題材である漫画、特に少年ジャンプを愛読して育ったので、努力、友情、勝利を地で行く少年だった。

(最近、Dr.マシリトこと鳥嶋元編集長がインタビューで努力、友情、勝利を否定していたのは悲しかったが、当時も今も私にとっては大事なタスクの一つだ。)

 

飽きっぽい性分なので継続は難しいが、その時その時の最善の努力をして友情を最も大事にした。

実家の部屋には兄貴が担任の先生に書いてもらった「人にやさしく自分に厳しく」が貼ってあり正にその通りだと思っていた。

ただ何も目指してはいなかったし、漠然とガムシャラに生きていた。友達は沢山いたが、嫌われたくない一心で自分の意見もあまり言えない小心者であった。というか、自分の意見も特に持たない愛想笑いの人間だった。

とにかく自分に自信がなかった。不良の同級生達を理解する事は出来なかったが、自分を持って自分を表現し、自分をコントロールしているのは羨ましかった。

 

中学当時、親友が1人居た。向こうも親友と思ってくれてたと思うが、相手がどうこうではなく、私はその親友に憧れを持っていた。

年賀状にわざと差出人不明で送ってくるセンス(今考えると意味分からんが)、ユーモア、喋り全て劣等感があった。

劣等感を持つとさらに自信がなくなり、空っぽになっていく。負のスパイラルに陥る。

 

そんな時に私にとって人生を変えたものと出会った。

部活を引退した後だったか、休日にいつもの様に自転車で市街へ向かった。

田舎町なので街へ出ても特に刺激的なものはない。いつもお決まりパターンで、少し大きい商業施設へ行き、ブラブラしてゲーセンに行って、CDショップへ行って新譜と中古をチェックする。

 

バブルが弾けた後だが、今よりは世間も賑やかで活気がありそして朗らかであった。

そして何より音楽シーンは振り返れば日本史上最も盛り上がっていた時代にそれは中古の棚にあった。

 

THE BLUE HEARTS

SUPER BEST

(1995年10月発売)

1.リンダリンダ

2.人にやさしく

3.シャララ

4.ロクデナシ

5.ラブレター

6.平成のブルース

7.キスしてほしい

8.ハンマー

9.チェインギャング

10.TRAIN-TRAIN

11.ラインを越えて

12.僕はここに立っているよ

13.英雄にあこがれて

14.青空

15.終わらない歌

16.ブルーハーツより愛を込めて

17.1985

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ブルーハーツは初期の3アルバムがメルダック社で後期の5アルバムがイーストウエスト・ジャパン社からの発売。

スーパーベストは初期のベストアルバムだった。

価格は1980円だったか...中学生の私には高価であったが、思い切って買った!

 

家に帰って早速聴いた。

 

1曲目から衝撃だった!

 

「.......ドーブネーズミ  みたいに」

 

沈黙からいきなり歌い出した!

ドブネズミ?

 

「愛じゃなくても恋じゃなくても  君を離しはしない    決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ」

 

決して負けない強い力を一つだけ持つ?

強い力って何だ?

 

 

2曲目

「気ーがーくーるいそう  優しい歌が好きで」

「人にやさしく  してもらえないんだね  僕が言ってやる  ガンバレって言ってやる  聞こえるか  ガンバレ!」

 

人にやさしくしろって言うんじゃなくて、人にやさしくされない人の歌?

 

 

涙が出ました。

全ての曲が自分に歌っているようでした。そして、全ての曲が名曲でした。

 

 

翌日、CDを持って親友にブルーハーツの事を話すと、親友は

「俺もこれを渡そうと思ってたんだよね」

ブルーハーツの後期の曲が入ったカセットテープでした。

 

奇跡でした。自分より遥かに先を行っていた親友と同時期にブルーハーツにハマる事が出来た。

 

親友からカセットを借りて聞いても多分ハマっていただろう。でも劣等感は一生消えなかっただろう。

 

誰の手も借りずに勧められもせず、ブルーハーツに辿り着く事が出来た。(今考えると意味分からんけど)

決して負けない強い力を持つ事が出来た。

そんな気がした。

 

甲本ヒロトは後に語る。

「ロックは初期衝動だ」

正にその通りだ。自分が一番分かる。

 

ザ  ブルーハーツの最期のアルバム「PAN」の「歩く花」より

「ガードレールを飛び越えて

センターラインを渡る風

その時  その瞬間

僕はひとりで決めたんだ」

 

そうなんだ。

僕は1人で自分で決めたんだ。僕の意思でCDを買って、自分で感動したんだ。

 

今まで受動的だった自分が初めて能動的になれた。

あの時、CDを買わなければこうはならなかった。

本当にこう思った。

 

決して負けない強い力を僕は持っている!

 

今までの空っぽの自分が満たされていった。

自分は何も変わらない、でも360度生まれ変わった。

 

そんな買い物の話。

 

【おすすめ野球マンガ】グラゼニを語る!【感想】

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どうもサイクロです。

 

今回は原作・森高夕次、作画・アダチケイジによる野球漫画「グラゼニ」を読みましたので少しのネタバレ含む感想。

 

 

まずはじめに第一印象。

 

おれはキャプテン」「砂漠の野球部」の作者のコージィ城倉先生の漫画に似ているなー...

 

正解っ!!

 

調べてみると作画はアダチケイジ先生ですが、原作の森高夕次先生はコージィ城倉先生の原作者としてのペンネームなんですね。知らなかった。

ちなみに森高夕次というネームはコージィ先生が影響を受けた「あしたのジョー」や「巨人の星」の原作者の高森朝雄先生(梶原一騎)からもじったペンネームだそうです。いいですね。なんかこうゆうのリスペクトが感じられて好き。

 

週刊モーニングで2010年末から現在まで連載中。

全17巻。

続編の「グラゼニ  東京ドーム編」が現在8巻(2016年10月)。

東京ドーム編は続編となってサブタイトルもついて新たに1巻から発行されてるが、ただチームを移籍しただけで全く内容は続きです。

このマンガがすごい!」2012年のオトコ編第二位だそうです。

皆さん見る目がありますよね。

 

 

主人公とあらすじ

 凡田夏之介はスパイダース(ヤクルトと思われる)に所属するプロ8年目の26歳。年俸は1800万。「グラウンドには銭が埋まっている。」略して「グラゼニ」の精神で仕事を全うする。

特に序盤は選手の年俸、プロ野球選手の裏話、引退後の金事情など銭をメインに夏之介がプロ野球界に生き残っていく話を描いている。

中盤以降は夏之介が徐々に能力を覚醒しつつ、自己評価と球団評価の開きへの葛藤、移籍、怪我などプロ野球選手の実態を描いています。

 

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絵の上手さ

 

絵は漫画家さんの中では下手な方になると思う。

前回レビューを書いたホーリーランドの絵よりも下手だとは思うんだが...

グラゼニの絵の方が好き!

絵は上手い下手じゃなくて、作者自身の絵になっているかどうか!

野球のプレーの迫力はないけど、暖かい絵と表情で読みやすく、親しみがある。話と合っていて良いと思う。

カイジの福本先生とかカバチタレの青木先生とか下手?でも独特の雰囲気が出れば良いのではないか!と思う。

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グラゼニの何が面白いか?

 それはプロ野球を飽きさすことなく描いているから。

プロ野球漫画は記憶にある限りでは、「ドカベン  プロ野球編」と「ストッパー毒島」くらいかな。その他ほとんどの野球マンガ高校野球である。だから、数ある野球マンガの中でも異色の存在。

 

プロ野球漫画は何故少ない?

 プロ野球ペナントレース144試合あるので、それをどうスムーズに描くか難しい。

⇨やはり高校野球の予選、甲子園の方がトーナメントで盛り上げやすい。

 

また、5球団とグルグル対戦を繰り返すので、対戦相手のマンネリ化や実在のプロ野球選手の取り扱いが難しい。

その点、「ドカベン  プロ野球編」は清原選手の一声によって水島新司先生が連載を決めただけあって、プロ野球界公認の漫画となっている部分があります。

よって、ドカベンには実在するプロ野球選手が全員実名で登場してきます。

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しかし、その他の漫画家はプロ野球を題材にするにあたって、実在する選手を勝手に登場させることは基本的にはNGになります。登場させる場合は、その選手と面識があって登場させる旨を伝えるでしょう。
勝手に登場させて失投や凡退をさせるとその選手のイメージが悪くなってしまうので。


実際、冗談ででしょうが、1995年くらいのウッチャンナンチャンの番組で(番組名忘れた)、西武ライオンズの前監督の渡辺久信が開幕戦で岩鬼にホームランを打たれたのはおかしい、イメージが悪いとして水島新司を訴えました。

渡辺久信は勝訴して後日、漫画内でノーヒットノーランを描いてもらいました。

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 水島先生も敗訴したけど、良いネタが出来たと喜んでいたみたいです。

 

このようにドカベンの様な国民的漫画なら登場するのは名誉になるが、新連載漫画では実名は難しいですね。

 ただグラゼニには、ボストンレッドソックスの上原浩二選手が実名コージ・ウエハラ(ボストンブルーソックス所属)で出演してます。メジャー編で取材して知り合ったのでしょう(推測)

 

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 あまり似てない笑


グラゼニは登場人物も展開もテンポが良い!

 登場人物の数については、作者が一番頭を悩ませた所ではないか?

グラゼニでは他球団の選手は対戦につき1選手しかスポットライトを当てない。

ので、自然と覚えられて、次回登場してきても割と覚えてる。

 

さらに自球団の選手ですら、全員は出てきてないし、スタメンレギュラーもはっきりしない。(出てきたかもしれないけど印象にない)

 

スポットライトを常に凡田か別の1人に当てることですごくすっきりしている。

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また、話の展開が分かりやすい。

話の筋も基本的に主人公凡田の年俸を軸に考えられている。

なので、所属チームが優勝しようがしまいが、あまり興味が出ないし、勝ち負けよりも凡田の将来が気になる。

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これはプロ野球選手としての本音とリアリティが描かれているからと捉えられる。

それによって、144試合を10-20試合くらいで表現出来ている。

 

 

また各巻末には1話ずつ、「ナッツ編」高校時代の凡田夏之介が描かれている。ナッツ編が本編と絡んで良いアクセント!

山梨県人会とか絶妙なリアリティ?です笑

 

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ただあんだけ高校で生意気だったナッツがプロ入り8年ですっかり大人しい性格になったのが、気になる所です。

 

 最後に凡田夏之介の性格診断。

 

ナッツは漫画上で9月1日生まれの乙女座となっている。

乙女座の人は神経質で優柔不断、損得勘定をしながら、しっかりと仕事をこなすプロ入り後の夏之介ぴったしの設定だと思います。

誰かモデルがいるのかな?

 

ストーリー  :  A

キャラクター  :  A

絵のうまさ  :  B

コージィ度  :  S

オススメ度  :  S

 

オススメです!!

 

それでは失礼します。

 

美味いアイスに出会いました。

今日は暑かったですね。運動会も終え、段々涼しくなってきたなと思ったんですが。

30度を超える真夏日の所も全国的に多かったみたいですね。

 

どうも、サイクロです。

 

こんだけ暑いと夜も寝苦しかったりします。暑いと子供の睡眠の質が悪くて、こちらも起こされたりして面倒なので、一時間だけエアコンをつけたりします。

ほんまでっかTVでも寝苦しい夜はエアコンを着けた方が良いと言ってたので、今年の夏はいつもより多くエアコンを使用しました。

 

そんな今年の夏に皆さんにオススメの絶品アイスに出会いました!(もう涼しくなってきましたが)

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それがこれです!

超甘熟シャーベット(パイン)!

 

何か見た目大して旨そうじゃないですね。

侮るなかれ!

昔、パイナップルの輪切りそのままのアイスがありましたよね?

アレに少し近い気がします。

別段そのアイスが好きだった訳でもないし、パイン味が好きでもない私がめちゃくちゃハマりました。

毎日食べてます。

程よい甘みと程よい果肉感。

あっという間に食べきれます。暑い日に爽快感をもたらします。

2.3個はペロリといけそうです。

 

只、難点が一つ!

売ってる所をほとんど見た事がない。コンビニでもスーパーでも見かけた事がない。

唯一見るのは職場の売店。

幸か不幸か毎日食べれるので良いのですが、すぐ在庫が無くなってしまい、売店の人に早く入れてくれと催促しています。

今日また売り切れていたので(けっこう人気)入れてくれと言ったら、業者の方に在庫がないらしいのです。

もう夏が終わったので今年は生産しないのか分かりませんが、残念です。

 

という事で、皆さんももし見かけたら是非、食べてみてください。ハマりますよ。

失礼します。

【築地】昨日、橋下✖️羽鳥という報道番組を見ました【豊洲新市場】

どうも、サイクロです。

 

昨夜期限のレンタルDVD妖怪ウォッチ-エンマ大王と5つの物語だにゃん-を返しにゲオへと向かいました。

物凄く眠かったので、帰る途中事故らないようにコンビニでウトウトしながら車内TVを見ていました。

すると、橋下✖️羽鳥という番組が始まりました。何かこの2人で番組やるって番宣してたが見た事はなかった。

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始まると内容は、今話題の築地移転問題。

地下水がどうのこうのとニュースでやってるだけで詳しい事は知らない。丁度良い。

出演者は、橋下、羽鳥、田嶋陽子、技術委員会の方、移転賛成派と反対派の築地の方など。

昨日の番組はよく整理されてまとめられてたので非常に分かりやすく為になりました。

ので、昨日の番組の要点を少し。

 

1.豊洲の何がいけないのか?

 

豊洲の移転場所は元々東京ガス?の工場が30年程稼働していた土地で、その土地の30%は環境基準値を超えるベンゼンが検出されていた。最高では環境基準値の4万倍を超えた。

 

東京の人は知ってるかもしれないけど、それ以外の国民はこの経緯すら知らない人多いですよね?

確かにこの様な土地に生魚を扱う市場を移転させるのは、初めから問題ありではありますよね。

 

 

2.なぜ移転地が豊洲に決まったのか?

 

そんな問題ありの土地に何故決まったのか?

移転地の条件として、築地からのアクセスが良い、都心である、40haの広大な土地などがあった。豊洲以外で汐留など何個か候補はあったみたい。協議を重ねた結果、土地の広さが決め手だとは思うが、土壌汚染以外は豊洲がベストであったのであろう。

そして土壌汚染を最新の科学で除去、管理するという名目で候補に決まった。

 

なるほどなるほど。全然知りませんでした。

 

 

3.実際の土壌汚染対策は?

 

豊洲の30%が汚染されていたが、そこだけでなく豊洲全ての土地の表面から2メートルを削り取ってきれいな土に入れ替えた。

2メートルから下の土壌の汚染が地上に広がらないように地下水管理システムを設置。地下水が増えてきたら採取、検査、汚染があれば分解除去して下水へ。汚染なければ地下水増えないようにそのまま下水へ放流だったかと。

 

うまくいくかは分からないが、理論は納得。

 

4.地下空洞は?

 

地下空洞の説明は技術委員会の当事者も説明できていなかったが、この日のために資料を読み込んできた橋下が答えていた。

橋下曰く、実際汚染のあった場所には直接地下水が滲み出ないようにコンクリートの地下空洞を設ける事で地下水を貯める事が出来て対処する為という説明が議事録にあった。

という感じだったと思う。

 

 

5.築地の場所そのままで建替えは?

 

実際、これも昔から検討されたが、工事をしながらの営業は衛生的にも難しいとの結論に達している、との事。

 

 

6.地下空洞に貯まった水は?

 

今回問題となっている水は地下水と見られ、調査の結果、猛毒のヒ素が環境基準値の4割の値が検出された。

と、報道がありましたよね?

番組内でも言ってましたが、あれは悪意しかない報道でしたね。私もそれは感じました。

環境基準の4割って、半分にも満たなく、水道水と全く変わらないという事ですからね。

ああいう報道の仕方、文言の選び方をする人はどういう神経なんでしょう。本当に意味が分かって言ってるのでしょうか?

 

只、この地下水の調査が出るまでは、技術委員会の人はすごくドキドキしたと言ってました。

逆に言うと今の所、土壌汚染対策が上手くいっている結果とも言えるのではないかと思いました。

 

 

7.移転賛成派の意見

 

築地はもう限界。

土壌汚染対策はしっかりやっているから、5800億円もかけてきたし、そのまま進めるべき。

 

 

8.移転反対派の意見

 

今からでも安全な別の場所へ。

土壌汚染調べてない場所も存在する。

地震が起こったら、地層が割れてまた汚染が広がる。

 

 

9.橋下の意見

 

橋下は賛成とも反対とも言わなかったが、「客観的な数値」をだして物事を進めるべきだと何回も言っていた。

だから、今回の地下空洞の水を徹底的に調べて問題なければ豊洲移転させるべきだと聞こえた。

逆にベンゼン汚染など問題があれば管理システムで対応し、それでもダメであれば移転をやめた方が良いという事であろう。

 

この辺りが橋下さんのいつもの感じ。論理的に物事を進める。これが嫌いな人には二枚舌に感じる。賛成と言っていて、問題があれば反対になる。これが信用できないという事なのだろうか?

私は橋下さんは非常に論理的で意見の変化も論理的でなんの問題もない様に思う。

橋下さんはこの問題を調べた結果、賛成派なんだろうという感じが番組内で感じられた。

 

 

10.田嶋陽子の意見

 

田嶋さんが絡んでくると、番組が盛り上がって面白い。

が、今回は理解しがたい感じでした。

田嶋さんは豊洲の土地は汚染されていた。危険。地震が起こったらどうする。福島の様になるぞ。

土壌汚染されていたから危険という意見は勿論、当たり前かと思います。

ただ、それを乗り越えていきましょう。対策していきましょう。現在の数値はいくらですよ。という意見は何も聞かない。

地震は正直今回とあまり関係なく思われる。豊洲の地層がどうのこうのいうくらいの地震なら東京全体もう壊滅でしょうし。

 

私は楽観的なので田嶋さんの意見には共感は出来なかった。

しかし、これくらい心配していかなくては駄目なのかなとも思った。

 

他にも有意義な議論を交わしてたかと思うが、思い出せる内容はこんな感じ。

皆さんの意見はどうでしょうか?

賛成反対お聞かせ頂けると嬉しいです。

 

 

最後に占星術

 

羽鳥慎一

1971年3月24日生まれ  牡羊座  A型

玉出

 

橋下徹

1969年6月29日生まれ  蟹座  

早稲田大学

 

田嶋陽子

1941年4月6日生まれ   牡羊座

津田塾大学大学院

 

一般的には蟹座と牡羊座は相性が良くないと言われますが、3月の牡羊座と6月の蟹座は個人的には相性が良いと思います。(偏見ですが)

 

羽鳥さんも良い人そうに見えて割とブラックな人でしょうが、橋下さんに畏敬の念を持って接しているように見えます。

昨日の番組ではほとんど羽鳥さんの意見はなく、回し役に徹していた印象です。

 

6月の終わりの蟹座の人は、生真面目な人が多いです。なので、橋下さんは日本を変えるためにまず大阪から。大阪府知事になって改革をやったのかと思います。(橋下さんに生真面目なイメージはありませんが)

 

ただ、持って生まれた生真面目さプラスこの方はずば抜けた頭の良さとラグビー部でも活躍した運動能力の高さで何をしても人より上だったと思います。そんな感覚が自然と身についているので、人から傲慢だと捉えられる傾向はあると思います。

橋下さん本人も自覚していないかもしれないが、特に仕事に対しては非常に厳しい生真面目さで取り組んでいるかと。

 

田嶋陽子さんを調べるとなるほど。牡羊座ですか。非常に牡羊座ぽいですね。女性の牡羊座は強い人が多いですよね。しかも分かりやすい気の強さ。和田アキ子さんとか。

牡羊座の人はユーモアがあり猪突猛進な所があるので、橋下さんの話し相手としては絶妙に意見が違って面白いんじゃないでしょうか。

 

全部偏見ですが(笑)

 

では失礼します。

 

 

 

 

【感想】ホーリーランドを読んでみました。【漫画ネタバレなし】

どうも、サイクロです。

 

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この前ホーリーランドを読みましたので、感想。

ホーリーランド森恒二によるストリートファイトを題材とした格闘マンガ。ヤングアニマルにて2000年から2008年まで連載。全18巻、全182話の作品。

前々から漫画喫茶に行った時に気になっていたんですよね。いつも手にとっては読まずにを繰り返していました。取っ付きにくい要因は多分1巻の表紙とタイトルでしょう。前知識のない状態では、あの鬱々とした表情とタイトルのまどろっこしさが障害となるような気がします。私が読もうと思ったのも格闘マンガと知ってからの事です。

 

格闘技というのは自分では絶対やってみたいとは思わないのですが、格闘マンガを見た時は例外ですよね。何か無性に修行をしてみたくなりますよね。

中学時代までいじめられっ子だった主人公、神代ユウが自室でボクシングのワンツーを反復して会得する。そして自分の居場所を夜の街に求め彷徨い、不良どもを撃退していく内に不良狩りと恐れられるようになる。

面白いです。スラスラと次の巻へ手が伸びます。

 

特に私が気に入った所は、友情と苦悩です。男同士の友情が好きなんですよね。シンとショウゴとの崩れない熱い思いが見所です。この友情と絡めた苦悩・成長は感動的で泣けます。

そして、作者は格闘技を熟知しているのでしょう。主人公の技を段階的に効果的に徐々に増やしていき、格闘家としての成長をうまく促して完成させていきます。この辺りは他の格闘マンガより実践的でリアルだと思いました。

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最後に主人公の表情がとても合っていました。あの鬱々とした1巻の表紙は、主人公の鬱々としたものをよく反映していると思いました。(自殺島を見る限りわざとでなくそういう味の顔を描く作者でしょうが)途中、暴走していくシーン、危機迫るシーンではすごく狂気感がにじみ出て迫力がありました。なので、主人公の成長と共に少し精気のある顔へと描き分けてくれたら最高でした。

 

ネガティブな意見としては、ホーリーランドという言葉に囚われすぎているのではないかと思いました。まずタイトルが一見では格闘マンガとは分かりにくく、かなり損をしている。それならば現在の「自殺島」の方が分かりやすくセンスが良い。ホーリーランドというワードはファンタジーを想像してしまい、ホーリーランドというタイトルによって主人公が街にこだわりすぎたような気がします。 元々、ストリートファイトをテーマに描いているのだろうが、主人公の街へと繰り出す動機が弱い。つまり、家庭環境の苦悩ももっと描いてほしかったです。

と批判も書いてみましたが、全体的には勢い良く全巻読破しましたし、すごく良作品だと思います。

 

ストーリー  :  A
キャラクター  :  B
絵のうまさ  :  A
ストリートファイトしてみたくなる度  :  S
オススメ度  :  A
 

皆さんの意見はどうでしょうか?

コメントよろしくお願いします。

 

失礼します。

 

プレゼントしたい本 「14歳からの哲学」【オススメ】

今週のお題「プレゼントしたい本」

という事ですが、皆さんもそれぞれ人生において大切な本ってありますよね。無い方はこれから出合うのでしょう。

 

自分の中の大切な本とは、自分にとって大切なのであって、他人にはそうでもないことがよくあります。何げなく貸してもらった本が大当たりになる、自分で気づいてしまう事が一番大事なのではないかと思います。

 

そう言いながらオススメするのが、「14歳からの哲学  ー考えるための教科書ー」池田晶子

です。

 

割と有名な方の本?らしいので知っている人も多いかとは思います。

ただ、ミステリー物が主な私は全く知りませんでした。結婚するかしないかくらいの28-9だったか、仕事の知り合いの家でBBQに呼ばれて行った時に貰った様な覚えが。

全く聞いた事もないし全く期待していなかったのですが、哲学という言葉は嫌いではなかったので、初めだけでも読んでみるかと手に取りました。(高校の頃は高二病というのか哲学とか死を考えるとかが好きでした)

 

数ページ読んだだけでのめり込みました。

何というか、中高の頃に考えていた事の答え合わせというか、さらにその先の思考まで載っていたので感動しました。

ただ私も当時30手前で14歳の哲学に感銘を受けるとは恥ずかしいとも感じました。

いつの時代も自分の先輩達は自分らの代より大人びて見えます。大人びて見えるのではなく、さらに大先輩達は実際に中高の頃に思考を重ねて、大人だったのかもしれないなと思いました。(メディアが発達してなかった分、思考議論が盛んだったのではないか)

自分が小さく感じるのもこの本のおかげですし、純粋に自分の求めていた物なので満足感でいっぱいになりました。

 

読んだのは何年も前の事なので、詳しくは内容を覚えてないのですが、一つだけよく覚えている箇所があります。

それは、

自分が存在するから世界が存在するという事。

世界があるから自分がいるのではなく、世界は見て考えている自分において存在するのだ。

つまり、自分が世界なのだ!

 

 

衝撃でした。

180度(360度?)回転させられます。

人前で喋るの恥ずかしいとかそう思うのもうやめようと思いました。

自分なんていなくたって世界は回るし、社会は回る。そんなの関係なくなってきます。自分が世界なんだから。小島よしおですよ。開放された気分です。

 

長々書きましたが、もっともっと若い頃に出会いたかった本です。

若い方には勿論、まだ読まれてない方は是非読んで小島よしおになって下さい。感想コメントお待ちしてます。

 

失礼します。